新しい価値について

CURE BRUSHの誕生秘話。

マニキュアのブラシ

美しく完成されたメイキャップを施すには、専用の化粧用ブラシが必要です。ファンデーションを塗るにも、チークを塗るにもそれぞれ専用ブラシを用意します。高い品質で使いやすいブラシには、数万円払うことも普通です。なぜ一本のブラシに、これほど高い金額を払うのでしょうか。それは使用するブラシの品質が、そのままメイキャップの完成度につながるからです。ただその中で、唯一の例外がマニキュアです。マニキュアにはキャップ部分に塗布用のブラシがついているのが一般的ですが、100円のマニキュアも3000円のマニキュアも、実はほとんど同じブラシを使用しているという現実がありました。

マニキュアのブラシ

贅沢な時間への探求

そもそも乾かすために時間がかかることも含め、マニキュアを塗る時間は贅沢な時間です。女性たちはマニキュアを塗ることを「リラックスタイム」「自分へのご褒美」「自己満足」などの言葉で表現します。さらにそこから、特別な専用道具を使用し、より納得のいくネイルに仕上がることで、女性たちの贅沢な時間が、より充実した時間となるのではないかと考えました。そこで私たちは高品質のマニキュア専用ブラシの製作に取り組む決意をします。ここから私たちの試行錯誤が始まりました。

贅沢な時間への探求

失敗の連続

失敗の連続

製品の美しさを求め、透明感のあるアクリル素材を使用して作ってみるも、マニキュアや除光液の溶剤に溶けてしまう・・・。スタートは右も左も分からない中で始まります。それでもデザインを行い、何十本も試作を作り、設計を固めていき、デザイン性と機能性にトコトンこだわった製品案が生まれるのです。ところが、製品作りの素人が考えたデザインは、製品化するには無謀な設計であったため、多くの工場に生産を断られることになりました。その数は数十社にものぼり、相手にもされないことも少なくなく、私たちは大きな壁にぶつかりました。

製品作りと出会い

製品作りと出会い

製品作りや素材・金型のことを一から勉強していく中で、私達の提案に耳を傾けてくれる工場と出会い、本格的に製品作りを開始することが可能となりました。細かなこだわりと無茶の多い私達の要望を、着実に形にしていく経験と技術力に助けられ、CURE BURUSHの製品化が進んでいったのです。より良い使い心地を追求するため、職人達から多くの提案をしてもらい、毛の太さ・毛先の研磨・毛先の形状・毛量・長さをひとつずつ検証し、ブラシの最適な形状を探るため、1mmごとにブラシを作り、使い心地を確認して仕様を決定していきました。

お客様の笑顔の先に。

パッケージデザインも細部までこだわりました。それは私達が、お客様が店頭で目にし、開封してご使用いただいている時間まで含めて、お客様に満足していただく時間として捉えているからです。 自分の爪に合ったブラシ。シンプルで美しいビジュアル。信頼の日本製。今までに無い新しいマニキュア専用ブラシが完成しました。ただ、CURE BURUSHの開発はこれで終わりではありません。今よりもっと使いやすく美しくできないか、私達の探求心は今後のCURE BURUSHの製品作りに続いていきます。

お客様の笑顔の先に。